プログラマーの中島聡氏が指摘しているように、大企業のAI導入が失敗する共通点は「組織を変えずにAIを後付けしたこと」にあります。差がつくのはAIモデルの性能ではなく、「AIを前提に設計された業務の仕組み」です。極端に言えば、AIを取り除いても元通りに業務が回るなら、その会社はまだAIネイティブとは言えません。
これは仙台の中堅・中小企業にこそ当てはまる論点だと考えています。地方企業の課題は「AIを使うかどうか」より根が深いところにあります。採用しても人が集まらない、教育に時間をかけられない、という構造的な人手不足です。「人を増やして対応する」という前提そのものが成立しにくくなっています。
だからこそMICHINORIは、AIを従業員削減の手段ではなく、確認・転記・報告といった繰り返し業務をAIに任せ、人にしかできない接客・判断・関係構築に人が集中できる状態をつくる再設計として位置づけています。ツールを一つ導入して終わりではなく、業務プロセスそのものを組み直すところまで伴走する理由はここにあります。
小さな一歩からで構いません。まずは「AIを外したら、この業務は元通り動くか」を一緒に確認するところから始めています。
MICHINORI
宮城県仙台市の中小企業向けAX伴走パートナー。現場を知るからこそ、AIを実務に落とし込みます。